アメリカのゴルフ奨学金
タイガー・ウッズ、アニカ・ソレンスタム、ダスティン・ジョンソン、ブルックス・ケプカ、ロレーナ・オチョアやジョン・ラーム。ここに名前が上がっている選手は、全員世界ランク一位に輝いたことのある選手ですが、彼らにはもう一つの共通点があります。それは全員がアメリカのカレッジゴルフを経験しているということです。 USPGAツアーの約65%のプロはアメリカの大学でゴルフをしていました。アメリカ人選手に至っては、なんと98%もの選手が大学に進学しています。
TPCソーグラス、ペブルビーチ、オーガスタナショナルなどのプロのトーナメントが開催される一流のゴルフコースで大学の試合が行われたり、そのようなゴルフ場を部活動で使用している大学もあります。世界中から集結した最高峰のアマチュアゴルファーたちと毎週激しい競争をすることから、アメリカの大学でゴルフをすることは、プロになるための最高の準備ができる環境であり、しばしカレッジゴルフはトップのプロゴルファーになるための登竜門と捉えられています。また大学の練習施設もプロ同等、もしくはそれ以上の施設で日々の練習やトレーニングに打ち込みます。ゴルフ奨学金は、学生がゴルフと学業の才能を引き伸ばすための最高の機会なのです。もし、あなたが自分のレベルを高めたいのであれば、アメリカの大学ゴルフは最高の環境といえるでしょう。
日本の大学ゴルフは成績によりリーグの棲み分けがされていますが、アメリカのカレッジゴルフにはこの概念は存在せず日本とは少々仕組みが異なります。
協会やリーグは以下のように分類されます。
NCAA(全国大学体育協会)
NAIA(全国体育大学協会)
NJCAA(全米ジュニアカレッジ協会)
アメリカでは大きく分けて3つ*の大学協会が存在し、更にその中でディビジョン、カンファレンスという区分で分割されています。NCAAはディビジョン1、2、3、NJCAAはディビジョン1、2、3、 NAIAにはディビジョンはありません。ゴルフ競技はNCAA, NAIA, NJCAAと全ての大学協会にて競技が行われています。
一般的にはNCAAのディビジョン1は一番強いリーグだと言われていますが、実はディビジョンは他の基準(大学の規模など)により分割されており、シーズンの終わりに昇格・降格などはありません。そして、NCAAのディビジョン2のトップチームはNCAAディビジョン1の中盤の大学よりも大幅に優れています。NCAAのディビジョン2は、NCAAディビジョン1に比べて小規模な大学なり、NCAAディビジョン3は、比較的学業に重きを置いている学校が多く、スポーツ奨学金の提供がされていません。競技レベルでは、NAIAはNCAAのディビジョン2 に匹敵しますが、学校がオファーしている部活動の数が少なくなります。 NJCAAの大学は、2年制の学校であり、アメリカの大学システムや4年制の大学に慣れるための準備をする場としてインターナショナルの生徒さんに広く活用されています。2年制の大学で取得した単位は4年制の大学へ持っていくことが可能です。*
アメリカの大学にゴルフ留学をするにあたり最適な時期は、高校を卒業した直後から2年以内です。 例外を除き、一般的にスポーツ奨学金を受け取れるのは18〜24歳のアスリートになります。アメリカの大学でプレーするには『エリジビリティ』というプレーをする資格が必要になります。最大で4年間プレーをする資格を与えられますが、日本の大学でプレーをした場合にも、この貴重なエリジビリティは引かれてしまうので、より長い年数アメリカでプレーするには早めに大学に入学するのが最適です。また、奨学金の予算(スポット数)には限りがあり、コーチは早いうちから優秀な選手に目星を付け奨学金のオファーを出します。したがって早めにプロセスを開始し、大学コーチに存在を知ってもらうことが重要な鍵となります。
スポーツ奨学金を受け取るには、スポーツの成績の他に学校の成績や英語でテストを受ける必要があり、より長い準備期間を確保し、準備を始めるのが早ければ早いほどあなたとって有利になります。
遅くとも15歳頃から準備を開始することをお勧めいたしますが、それより遅くとも奨学金を受け取れるチャンスが0ということではありません。あなたにチャンスがあるかを確認するにはこちらよりお問いわせくださいませ。
よりチャンスやオプションを広げ、最高のチャンスを得るには一日でも早くプロセスを始められることをお勧めします。 アメリカのカレッジゴルフはプロになるための最高の準備の場であるだけではなく、人間的にも大きく成長するための最高のチャンスです。できるだけ早く留学の準備を始め、人生を変える様なチャンスをぜひ掴んで下さい。
カンファレンス、リージョナル、全国大会などは春学期(スプリングセメスター)に行われチャンピオンシップシーズンなどとも呼ばれますが、アメリカの大学の試合は年間で10-14試合行われ、全てが団体戦になります。試合によっては全国放送もされます。
大学ゴルフ部の練習は学校によっても異なりますが、おおよそのチームが週5日1日2〜3時間行われます。大学の練習施設には芝生から練習できるエリアの他に、TrackManやSwing Catalyst、Putt Viewなどの最新のテクノロジーが導入されたインドア施設、そして専門の知識をもった指導者により組まれた練習メニューやトレーニングを行います。
ゴルフ部はヘッドコーチ、アシスタントコーチの他に、アカデミックアドバイザー、そして大学によってはTPI(タイトリスト・パフォーマンス・インスティテュート)の資格を持ったトレーナーやコンディショニングコーチ、メンタルコーチや栄養士などもチームをサポートしており、それはまさに一流のプロをサポートする体制と全く同じ、もしくはその上の環境を大学が提供してくれるのです。
そんな環境の中で日々練習に取り組み、世界中から集まったハイレベルの選手たちと切磋琢磨しながらレベルアップしていきます。
アメリカのカレッジゴルフはPGAツアーへの最短ルート
PGAツアーは世界最高峰のプロゴルフツアーですが、2020年6月PGA TOURは【PGAツアー ユニバーシティ プログラム】を立ち上げました。
内容はPGA TOURが世界ランキングシステム(WRGA)の協力のもと立ち上げたPGA TOURオリジナルの大学生ランキングTOP15の選手にPGA TOUR傘下にある下部ツアーの出場権を、ランキングに応じてNCAA D1 ナショナルチャンピオンシップ(全国大会)の翌週から与えられるというシステムになります。
今まではPGA TOURの出場権を得る主なオプションは
の2種類のでしたが、アメリカのカレッジゴルフは非常にレベルが高い上に、ピークをQスクールに持っていけず苦労しているトッププレーヤーたちが過去に沢山います。世界アマチュアランキング1位に立った事のある選手たちも例外ではありません。
しかし、この新しいPGAツアー ユニバーシティ プログラムは大学生活を通じて安定して素晴らしいパフォーマンスを納めた選手に、大学を卒業してからの進路が確約されているのです。現時点では、このPGAツアー ユニバーシティ プログラムに該当している大学リーグはアメリカの大学リーグのみです。
ゴルフ奨学金は、ゴルフの成績、学校の成績、英語のレベル、タイミングやその他の要素で条件が変わります。
弊社ではあなたにどのようなチャンスがあるのかを確認するための無料査定を行っております。
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